白井弓子初期短篇集
著:白井 弓子
紙版
内容紹介
新時代の本格派・白井弓子の原点がここに。
『天顕祭』で同人誌初のメディア芸術祭・奨励賞受賞となった実力派作家・白井弓子。同人誌時代に描いてきた珠玉の短篇を一冊にまとめました。美大生・高橋の繊細な恋心を描いた連作「touch」。子育てをする母親の視点から、現実と幻想を織り交ぜていく「赤ん坊遠近法」ほか子育て小品集。口の悪い人工知能を道連れに、年老いた女が挑むもの――「記念日」。さらに、24ページの描き下ろし「成人式」を掲載。白井弓子の原点にして最新の一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
現在「月刊IKKI」で『WOMBS ウームズ』を連載中の白井弓子氏による、待望の短篇集です。これまで同人誌で発表されてきた作品を一冊にまとめました。裏のテーマは、「女の一生」。女子大生から子育てに忙殺される母親、そして死を間近に控えた老女まで。人生の様々な時に焦点を当てながら、SFありファンタジーありと白井弓子氏ならではの良質の短篇がそろっています。
ISBN:9784091791078
。出版社:小学館
。判型:B6
。ページ数:160ページ
。定価:819円(本体)
。発行年月日:2010年07月
。発売日:2010年07月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA。