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悪魔の審判

著:神永 学

紙版

内容紹介

ミステリー界「無冠の帝王」が放つサイコサスペンス

闇を葬るために、闇になれ。我が身を顧みず人を守る男がここにいる。
カニバリズム、白骨化死体、議員自殺、カルト宗教団体・・・止まらぬ最悪事件の連鎖。自らを悪魔に貶める男と悪魔に縛られる者たち、最後の闘い。腐敗隠蔽止まぬ大組織と、孤立無縁の「特殊犯罪捜査室」。この「悪魔」は事件に引き寄せられるのか、自ら事件を呼ぶのか?

誰かの苦しみを共に苦しむことは、人間が人間であるからこそ生み出されてしまう悲劇であると同時に、希望にもなり得る。
これまでとこれから繋ぐシリーズ最大の転換点の作品。悲劇と希望と戦いはどのような決着を見せるのか?ーライター吉田大助

著者略歴

著:神永 学
(かみなが・まなぶ)1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。2020年にシリーズ完結巻『心霊探偵八雲12 魂の深淵』を刊行。その他著作に「怪盗探偵山猫」「天命探偵」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品や、『コンダクター』『イノセントブルー 記憶の旅人』『ガラスの城壁』などがある。本作は『悪魔と呼ばれた男』『悪魔を殺した男』につづく「悪魔」シリーズ第3作。単行本近刊は『ラザロの迷宮』

ISBN:9784065338186
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:400ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月21日