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講談社文庫

賢者の棘 警視庁殺人分析班

著:麻見 和史

紙版

内容紹介

被害者の生死を決める残虐なゲームが仕掛けられた。
「賢者」を名乗る犯人は、塔子を参加させるよう要求。
一連の事件は、塔子の実家に届き続ける脅迫状とも絡んでいて!?

鮎川賞作家・麻見和史が贈る本物の推理と興奮。
大ヒット「警視庁殺人分析班」シリーズ文庫最新刊!

★★★★★

『賢者の棘』あらすじ

刑事・如月塔子の実家に届き続ける脅迫状。十円切手が多数貼られた手紙には、刑事だった父・功への恨み言が書かれていた。過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。「賢者(ワイズマン)」を名乗る犯人が現場にゲームを仕掛けて、勝敗で被害者の生死を決める凶行に及んだのだ。犯人は塔子を捜査に参加させるよう要求。脅迫状との関連は。残虐な犯人の正体とは!? シリーズ累計80万部突破の大人気警察ミステリー!(講談社文庫)

著者略歴

著:麻見 和史
1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。
『石の繭』『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』『女神の骨格』『蝶の力学』『雨色の仔羊』『奈落の偶像』『鷹の砦』『凪の残響』『天空の鏡』『賢者の棘』(本書)と続く「警視庁殺人分析班」シリーズはWOWOWの「連続ドラマW」枠にてドラマ化され人気を博し、累計80万部を超える大ヒットとなっている。
また、『邪神の天秤』『偽神の審判』と続く「警視庁公安分析班」シリーズも2022年にWOWOWの「連続ドラマW」枠にてドラマ化された。
その他の著作に『警視庁文書捜査官』『永久囚人』『緋色のシグナル』『灰の轍』『影の斜塔』『愚者の檻』『銀翼の死角』『茨の墓標』『琥珀の闇』と続く「警視庁文書捜査官」シリーズや、『水葬の迷宮』『死者の盟約』と続く「警視庁特捜7」シリーズ、『擬態の殻 刑事・一條聡士』『無垢の傷痕 本所署<白と黒>の事件簿』『凍結事案捜査班 時の呪縛』などがある。

ISBN:9784065337561
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:416ページ
定価:770円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月15日