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アフタヌーンKC

medium 霊媒探偵城塚翡翠(2)

原案:相沢 沙呼
著:清原 紘

紙版

内容紹介

霊媒・城塚翡翠がもたらした「証拠にならない」霊視による証言をもとに、推理作家の香月史郎は論理的な推理を構築し、事件を解決へと導く。
ミステリランキングの5冠を達成した原作を漫画化!
数々の難事件に、二人が挑む第2巻は、2つの事件を収録!

香月は怪奇推理作家の黒越に招かれ、曰くつきの水鏡荘を翡翠と共に訪ねる。「幽霊が現れる」という怪奇現象を解決するはずだった二人だが……翌日、死体が発見され、事態は急展開! 犯人は誰なのか……は、翡翠の霊視でわかっている。だが、証拠がない。どうする……?(「水鏡荘の殺人」)

ある日、香月のサイン会に一人の女子高生が訪ねてくる。
「私たちの学校で起きている連続殺人事件を…解決してくれませんか?」
女子高生が次々と絞殺される事件を調べることになった二人は、警察と共に学校に聞き込みをすることになるが……。(「女子高生連続絞殺事件」)

著者略歴

原案:相沢 沙呼
1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』『invert II 覗き窓の死角』(ともに講談社)も発売中。
著:清原 紘
漫画家、イラストレーター。漫画作品に『きみにしか聞こえない』『コインランドリーの女』『Another』『探偵の探偵』『十角館の殺人』などがある。イラストレーターとして、『緋色の囁き〈新装改訂版〉』など多数の書籍の装画を担当し、『蒼き革命のヴァルキュリア』などのゲームのキャラクターデザインも手掛ける。

ISBN:9784065329481
出版社:講談社
判型:B6
ページ数:128ページ
定価:660円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月22日