出版社を探す

講談社文庫

杜ノ国の神隠し

著:円堂 豆子

紙版

内容紹介

壮大な物語が、はじまる。

文庫オリジナル書下ろし
古代和風ファンタジー

真っ赤な炎が目に入る。
ここは、どこ――。
大学生の真織は、どこか神社のような暗がりのなかで、“その少年”に出逢う。
生き神としてまつられる神王・玉響に。

「これぞファンタジー。とにかく面白かった」(書店員)
「情景描写が優れていて、非現実的な世界が想像しやすい」(図書館員)

父母を亡くした二十歳の大学生・真織は、ふしぎな光に誘われ、春夏秋冬の豊かな森にのびた真っ白な道を通りぬける。
真っ赤な炎と袴姿の少年。
神社の境内のような場所で“何か”が行われている。
「誰かいるのか?」と呼ぶ声が――。
いま、壮大な物語の幕が上がる。
古代和風ファンタジー、登場!
〈文庫書下ろし〉

目次

杜ノ国の神隠し 目次

 ー忌火ー
 ー神王ー
 ー水ノ宮ー
 ー命と水ー
 ー狩りの女神ー
 ー豊穣の風ー
 ー神憑きの森ー

著者略歴

著:円堂 豆子
円堂豆子(えんどう・まめこ)
第4回カクヨムWeb小説コンテストキャラクター文芸部門特別賞を『雲神様の箱』にて受賞しデビュー。他の著書に『雲神様の箱 名もなき王の進軍』『雲神様の箱 花の窟と双子の媛』『鳳凰京の呪禁師』(いずれも角川文庫)がある。滋賀県在住。

ISBN:9784065327326
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:750円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月15日