出版社を探す

KCデラックス

涙雨とセレナーデ(11)

著:河内 遙

紙版

内容紹介

横浜で本郷財閥の裏取引を探っていた孝章は、暴漢に襲われ怪我を負う。話を聞いた陽菜
は、菊之進とともに孝章のいる病室へ忍び込み、回復を願って涙を流す。菊之進は、そん
な陽菜に惹かれる気持ちを押し殺していた。一方、雛子は、思いを寄せる武虎に同行を頼
み孝章の見舞いに訪れ、偶然にも陽菜と菊之進に再会。その夜、武虎は陽菜に、未来から
来た自身の境遇について語り、陽菜のスマートフォンを連絡手段として改造する。しかし
翌日、武虎から「雛子と一緒に拐われた」との報せが入り――!? 孝章の実母の秘密、本郷家
とオルブライトをめぐる因縁、義母の思惑、そして「タイムスリップ」の謎……。恋する
彼らは、運命を切り拓くことができるのか。ますます目が離せない、切なさが募るタイム
スリップ・ロマンス!

著者略歴

著:河内 遙
東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

ISBN:9784065324660
出版社:講談社
判型:B6
ページ数:168ページ
定価:690円(本体)
発行年月日:2023年08月
発売日:2023年08月10日