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講談社文庫

数学者の夏

著:藤本 ひとみ

紙版

内容紹介

事件も恋も因数分解!

天才高校生・上杉和典が夏休みのステイ先で遭遇した
村を揺るがす事件とは?

伝説の探偵チームKZ復活!?

リーマン予想の証明で壁にぶつかっていた上杉和典は、夏休みに伊那谷の学生村を訪れる。羨むほどの数学的センスを持つ元京大生と知り合い、数学に没頭するはずが、村では不穏な事件が頻発。中学時代に付き合った立花彩と再会した和典は事件の解決を試みるが、やがてそれは過去の殺人事件にまで繋がってゆく。

著者略歴

著:藤本 ひとみ
長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光を浴びる。フランス政府観光局親善大使を務め、現在AF(フランス観光開発機構)名誉委員。パリに本部を置くフランス・ナポレオン史研究学会の日本人初会員。著書に、『皇妃エリザベート』『シャネル』『ハプスブルクの宝剣』『皇帝ナポレオン』『失楽園のイヴ』『密室を開ける手』など多数。

ISBN:9784065318669
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月15日