講談社タイガ
海神の娘
著:白川 紺子
紙版
内容紹介
世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。
島々は、海神たる蛇神の抜け殻からできた、という。
各島はそれぞれの領主によって治められていたが、
領主を決めるのは海神に仕える巫女王の託宣だった。
巫女王のもとには「海神の娘」が集う。
娘らは託宣によって領主のもとへ嫁いでいく。
彼女たちを娶ることで、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。
今宵もまた、ひとりの巫女が舟に乗せられ、月明かりの下、島影へ近づいてゆく。
ISBN:9784065318089
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:288ページ
。定価:720円(本体)
。発行年月日:2023年07月
。発売日:2023年07月14日。