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忍びの副業 上

著:畠中 恵

紙版

内容紹介

忍びは再び輝ける?
いつの間に我らは、ただの警護になっていたのだ?

滝川弥九郎は甲賀忍びの末裔。かつて戦国の世では、伊賀者と並び勝敗の鍵を握る者だったのに、今や日がな一日、江戸城の警護をするために番所に座っているだけ。忍びの技はひっそりと伝えられているが、それを使って何かをなす機会もない。おまけに上がらない禄を傘張りの内職などで補わなければならぬ始末……。

大人気シリーズ「しゃばけ」の著者による軽快な忍者もの

忍びの里、甲賀市も認定の忍者小説、参上!

目次

第一章 忍びの副業
第二章 天女の笑み
第三章 闇の中にあり
第四章 斑猫の毒
第五章 甲賀と伊賀

著者略歴

著:畠中 恵
畠中 恵 (はたけなか・めぐみ)
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒業後、漫画家アシスタントなどを経て、2001年『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。’16年「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。著書に「しゃばけ」「まんまこと」「つくもがみ」シリーズ、「若様組」シリーズ(『アイスクリン強し』『若様組まいる』『若様とロマン』)、『ちょちょら』『御坊日々』『猫君』などの作品がある。

ISBN:9784065308547
出版社:講談社
判型:4-6変
ページ数:280ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2023年03月
発売日:2023年03月22日