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アイドル歌会 公式歌集1

編:俵 万智
編:笹 公人
編:吉田 尚記

紙版

内容紹介

アイドルが短歌に初挑戦! アイドル界でも短歌界でも大注目の神イベント「アイドル歌会」が歌集になりました。
2021年の第1回「アイドル歌会@サラダ記念日」から1年。100を超える短歌と1000を超えるファンたちとの付け句を厳選。
歌会に参加のアイドルは14人。
江嶋綾恵梨(26時のマスカレイド)/大場花菜(=LOVE)/鹿目凛(でんぱ組.inc)/巫まろ(ZOC)/吉川友/駄好乙(鶯籠)/寺嶋由芙/十束おとは(フィロソフィーのダンス)/豊田萌絵/なでしこ(ヤなことそっとミュート)/播磨かな/宮田愛萌(日向坂46)/真山りか(私立恵比寿中学)/律月ひかる(いぎなり東北産)

あの神イベントの興奮が、歌集で蘇る!

収録の短歌

●お題「ファン」
育てかた間違えていたガチ恋は終わればおさまる元カレ面に(鹿目凛)
「さようなら」その一言を交せずに出会いと別れまた繰り返す (駄好乙) 
平日のオフにカフェラテ飲みながら普段の君に思いを馳せる(寺嶋由芙)
お父さん? 恋人? 友達? 誰目線? 遠くて近い特別たちよ(真山りか)

●お題「衣装」
アイドルのスイッチ入る空色の愛の魔法に袖を通せば(宮田愛萌)
公式のスリーサイズでできた衣装入らないのは多分気のせい(豊田萌絵)
年齢とスカート丈が反比例わたしの青春測り切れない(真山りか)
共演のフリフリ衣装見ないふり 心に巻いてるピンクのリボン(律月ひかる)

特別収録として、TOKYO IDOL FESTIVALで、2021年、2022年に開催した「特別出張版」で発表した短歌も収録。TIF出張版に参加したのは、江嶋綾恵梨(26時のマスカレイド)/大場はるか(ナナランド)/高木悠未(LinQ)/寺嶋由芙/村上まなつ(DIALOGUE+)

著者略歴

編:俵 万智
1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集としてヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。最新歌集『未来のサイズ』を20年10月に上梓。同作で、詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。
編:笹 公人
1975年東京生まれ。第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。続く歌集・作品集に、『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』作品集『念力レストラン』などがある。大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。「未来短歌会」選者。「牧水・短歌甲子園」審査員。日本文藝家協会会員。近作『パラレル百景』(北村みなみとコラボ)。最新歌集『終楽章』(短歌研究社)。
編:吉田 尚記
1975年東京生まれ。ニッポン放送アナウンサー。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。ラジオ以外にもテレビ番組やイベント司会、書籍の出版など幅広く活躍。バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。人呼んで「日本一忙しいアナウンサー」。またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人をつとめ、著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるベストセラーになるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。最新著作は、『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました』(石川善樹と共著)。

ISBN:9784065286418
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:244ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ