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痛み・しびれが消える 決定版 きくち体操

著:菊池 和子

紙版

内容紹介

この辛さはいつまで続く? 医師の言うとおり手術を受けても、無我夢中でリハビリをしても治らない……。
どんなに手を尽くしても治らなかった「痛み」「しびれ」「歩行困難」、体のあらゆる不調が、なぜ「きくち体操」で体を動かすと治るのか?

筋肉に「こう動く!」と命令するのが脳。
「訓練だから」「ルーティンだから」とやみくもに決まった回数を行うよりも、回数や形は気にしなくてもいい。うまくできなくてもいい。きちんと意識して動かすことで、脳をよみがえらせ、筋肉が育ち、体が生き返るのでヵす。

■きくち体操の生徒さん(60代・女性)の声
脳腫瘍摘出後、リハビリの医師から「足首や足の指が動くように回復するのは1000人中2~3人。まず無理でしょう」と宣告される。
しかし、「その2~3人に入ってやろう!」と足の指中心に体の末端を動かし、意識を集中して回復を目指した結果、倒れてから4ヵ月後には1人で歩いて外出できるようになりました。今でも脳との回路は切れているため、すぐに動かなくなってしまう。だからこそ、毎朝必ず動かして感覚を覚えさせるのが日課です。

天才医師や、ゴットハンドと呼ばれる整体師にかかっても、根本原因は解決できないので、ラクになるのは一時的。
自分の体を治せるのは自分だけ。
体を触って脳とつないで、自分で動かしていくことさえできれば、何歳になっても体をより良くしていくことはできるのです。

本書は、みるみる体の組織がよみがえってくる、脳と体をつなぐ「動き」を豊富な写真付きで詳述します。

目次

【序章】  体が生き返る「きくち体操」
●自分の体は自分で良くする
●動いている部分をしっかり意識する
●体の末端こそ、脳につながっている
●筋トレと「きくち体操」の違い
●簡単なことが難しくなっている体
●実はキツい「きくち体操」
●「運動神経がない」人はいない
●歳を重ねるほど体は良くなる
●「奇跡」は自分で起こす
●脳をよみがえらせ、筋肉が育ち、体が生き返る
●自分で生きる力を育てる

【1章】 筋肉を育てる「きくち体操」日常の姿勢
●「正しい姿勢」の考え方
●日常の姿勢やクセが体を作る
●意外と無頓着な「首」を意識
●悪い姿勢のあとはリセット

【2章】「足の裏」を刺激して脳を目覚めさせる
■一生歩ける足をつくる「足の裏」
■立つ、歩くができるのは「指」のおかげ
■「足首」は脚へとつながる大切な部分
●足の指・足の裏の力をつける 
●足の指・足の裏の感覚をよみがえらせる 
●足首をしなやかにする
●基本の歩き方

【3章】 歩き続けられる「足」と「脚」を育てる
■寝たきり人生を防ぐ「足」と「脚」
●ひざを伸ばす
●脚の後ろ側の筋肉を育てる 

【4章】「お腹」「骨盤まわり」「背中」 
■大切な臓器がおさまる腹部を守る
●お腹を育てて大切な内臓と腰を守る 
●腹筋に力をつけて大切な内臓と腰を守る
●骨盤まわりを育てて痛み、血流改善 
●股関節育てて痛み、血流改善
●背中の筋肉を育てて血行、新陳代謝アップ

【5章】呼吸する筋肉へつながる「手」と「腕」 
■脳を活性化させる「手」と「腕」
●手と腕に力をつけ脳を活性化する
●手と腕の力をつけ呼吸器を育てる
●手と腕に力をつけ上半身を育てる
●手と腕の力をつけ全身を育てる

【6章】視力、聴力を改善する「顔」と「首」
■「顔」と「首」の筋肉は生きる中枢 
●首に意識を向けて動かして頭を支える筋肉を育てる
●首に意識を向けて動かして全身の不調を改善
●顔の筋肉を育てて噛む力を育てる

【7章】きくち体操で「体が生き返った」
●パーキンソン病
自力で歩くことが困難だったパーキンソン病から劇的に回復

●長年のひざの痛み
靭帯、半月板、前十字靭帯の損傷……40年続いたひざの痛みがようやく消えた!


著者略歴

著:菊池 和子
1934年生まれ。心と体、脳とのつながりに着目し、研究、実践を重ね、体育教師を経て「きくち体操」を創始。神奈川、東京を中心に教室を開講、社会体育の指導にあたる。テレビ、ラジオ出演多数。http://kikuchi-taisou.com

ISBN:9784065282960
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2022年06月
発売日:2022年06月29日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN