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講談社+α新書

60歳、ひとりを楽しむ準備 人生を大切に生きる53のヒント

著:岸本 葉子

紙版

内容紹介

いくつになっても若々しい人の共通点は、「これが、幸せ」と言えるものを持っていること。
60歳になれば年金や住居など老後のための準備をすることはもちろん大事です
ただ、もうひとつ忘れていけないのが「心豊かに生きる準備」。老後の不安は尽きないけれど、だからこそ、自分の「好き」を見つけておきたい。
名エッセイストで「NHK俳句」でもおなじみの岸本葉子さんが、旅や俳句、美容、暮らし方、トレーニングなどをとおして秘訣を教えます。

第1章 今したいのは大人の旅
「旅のプランは欲張らないとかえって充実」「やっと気づいたホテルの暮らし方」「行ってみた自分のルーツの地に行ってみる」「大人旅に欠かせない旅用パジャマ」などなど、旅の名手でもある岸本さんが、年齢や感性の変化を受け入れながら旅をもっと楽しむ実践的エッセイです。

第2章 俳句、一生の趣味が見つかった
変哲のない暮らしの中で、岸本さんが何を俳句から得て、日常がどう変わったか、その貴重な体験を共有。
「いつもの道さえ別なものに見えてくる」「闘病で噛みしめた言葉の力」「足していいもの、引いていいものがわかりだす」。遅くても、はじめてよかったと心の底から思える「好き」に出合えました。

第3章 「私」の日々を綴って味わう
名エッセイストの岸本さんが、初めて明かす「書く」ことが与えてくれる恩恵。
「日記で心の整理をしていた日々のこと」「第三者の目で自分や周りを見る」「『がん体験』をエッセイにしたことで…」。読者も書く楽しみを体験できるよう、エッセイの綴り方を伝授します。

第4章 ひとり老後、明るくやりすごすコツ
老後には老後なりの苦労があります。どうやったら明るくやりすごせるか。
「ものわかりのいい人、面倒な人はどっちが得か」「心の平安を取り戻すには」「78歳料理家から教わった元気のレシピ」「年をとっても似合う服がわかってきた」「絵本、児童文学、子どもの頃好きだったものに萌える」「選ばなかった人生、自分で選んだ孤独」「エンディングノートを書いてみたら」など、尊敬する料理研究家や人生の先輩の知恵もなど、

第5章 「好き」を続けていくために
「好き」を続けていくためには、自分のコンディションを整えるのも大事。
「ひとり老後がめまいで弱気に」「これも加齢、あれも加齢」「美容医療でケアしなかったときの顔と今の顔」「脂肪が落ちない体、あきらめない」「好きな運動に50代で出合えた!」など、加齢は止められないけれど、新しい美容医療を試してみる、一生続けたいトレーニングを見つけるなど、読み手も挑戦してみたくなる実体験を綴ります。

著者略歴

著:岸本 葉子
エッセイスト。1961年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。会社勤務を経て、中国北京に留学。帰国後、執筆活動に入る。ライフスタイルの提案や旅のエッセイなどで、広い年代から支持を得ている。著書に『がんから始まる』(文春文庫)、『エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ』 (以上中公文庫)、『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』 (中央公論新社)、『ひとり上手』 (だいわ文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』 (NHK出版)、初の句集『つちふる』(角川書店)など多数。

ISBN:9784065269589
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ