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星海社新書

江戸のドッグトレーナー 犬牽の伝統に学ぶストレスフリーな愛犬生活

著:荻島 大河

紙版

内容紹介

日本には古来、犬の権利を尊重する革新的なドッグトレーナーが存在した!

愛犬がストレスを抱えて困っている、という方の悩みを解決しうる方法があります。それは、日本古来のドッグトレーナー「犬牽」に学ぶことです。犬牽とは古代から続く日本独自のドッグトレーナーで、犬の権利を尊重し、野性の本能を抑圧することなく犬と接していました。犬牽のやり方で向き合うことで、現代日本で一般的な、犬の本能を抑圧しがちな現代の西洋式ドッグトレーニングに馴染めなかった犬が、より自由に元気に過ごせるかもしれないのです。この本では犬牽のトレーニング方法や考え方を、犬との接し方に困っている人に向けて、江戸の伝統に基づきながら余すところなくお伝えしたいと思います。

帯推薦文寄稿:糸井重里

著者略歴

著:荻島 大河
犬牽(いぬひき)。一九九一年川崎生まれ。二〇〇八年、和光高等学校在学時より諏訪流放鷹術保存会に入門し、住み込み弟子として鷹匠修行を始める。二〇一〇年から和光大学で松村一男に神話学を師事して鷹狩文化研究を開始し、学生研究助成金論文制度の活用で多数の論文を発表。二〇一四年からは一般社団法人岐阜県美濃柴犬保存会より美濃柴犬を迎え入れ、犬牽復元研究を開始。二〇一五年には文化庁と芸術公社が主催する『みちのくアート巡礼キャンプ』メンバーに選出され、犬と犬牽の関係性を復元した参加型アート『犬ノ国』を発表。二〇一七年にはこれまでの成果を基に山政流を発足させ、現代における唯一の犬牽となる。現在は日夜、犬牽文化を発信している。

ISBN:9784065239278
出版社:星海社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WNF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:VF