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講談社ノベルス

古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲

著:高田 崇史

紙版

内容紹介

 橘樹雅(たちばなみやび)は研究テーマ「出雲」を調査するうちに、国を追われて京都に連行されていた出雲族の存在を知る。在野の研究者・金澤千鶴子(かなざわちづこ)に、大神(おおみわ)神社の主祭神・大物主(おおものぬし)神が素戔嗚(すさのお)尊同様「出雲」の神だと聞いた雅は、奈良に出雲族の痕跡を探し求める。二人を監視する何者かの不穏な動き。大和に存在した出雲村と野見宿禰(のみのすくね)伝説が、雅を真相へ導く。
 神話に秘匿された出雲王朝の真の姿が蘇る。出雲編完結!

著者略歴

著:高田 崇史
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

ISBN:9784065208458
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:272ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ