高畑充希が演じる役はなぜ忖度できない若者ばかりなのか
編著:堀井 憲一郎
紙版
内容紹介
トレンディードラマと呼ばれるジャンルが登場したのが、昭和の終わりから平成の始まるころと言われます。それから約30年の間、ドラマを見続けて来たコラムニスト・堀井憲一郎氏が、ドラマに登場する俳優たちの演じる役柄を通して、ドラマのおもしろさ、俳優の演技のすばらしさを独自の視点で考察。表題作をはじめとして全15編を収録。テレビ好き、ドラマ好きの心をくすぐる1冊です。
目次
・高畑充希が演じる役はなぜ忖度できない若者ばかりなのか
・生田斗真の「働いたら負け」とおもわせる力
・木村拓哉が演じる役には世界を変えてしまう力がある
・多部未華子の役どころは、真面目に見られる女子の苦悩を一手に引き受けている
・驚くほど幅の広い役を演じるフェミニンな深田恭子の魅力
・小芝風花が見せる居場所を与えられない若者の苦悩
・ああいう人に私もなりたいとおもわせる吉高由里子の力
・ひたすら切なく古風な香り、有村架純の役どころ
・二階堂ふみが醸し出す妖しい世界
・石原さとみの演じる役は、なかなか幸せにはなれていない
・戸田恵梨香の「どんな役でもやれる」という役割
・新垣結衣が演じる役は、世界を明瞭にして、すべてを受け入れる
・綾瀬はるかの役柄は「自己肯定していく力」が魅力
・配役を通してこれからの大河ドラマを考える
・注目度が半端ではない朝ドラヒロインの世界
ISBN:9784065190920
。出版社:東京ニュース通信社
。判型:4-6
。ページ数:210ページ
。定価:1600円(本体)
。発行年月日:2020年07月
。発売日:2020年07月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF。