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講談社タイガ

三日月邸花図鑑 花の城のアリス

著:白川 紺子

紙版

内容紹介

『後宮の烏』の著者が描く和風アリスファンタジー!

「早くわたしを見つけて」
禁忌の庭に住む少女と、優しすぎる探偵が解く、切ない秘密。

「庭には誰も立ち入らないこと」――光一の亡父が遺した言葉だ。
広大な大名庭園『望城園』を敷地内に持つ、江戸時代に藩主の別邸として使われた三日月邸。光一はそこで探偵事務所を開業した。
ある日、事務所を訪れた不思議な少女・咲は『半分この約束』の謎を解いてほしいと依頼する。彼女に連れられ庭に踏み入った光一は、植物の名を冠した人々と、存在するはずのない城を見る。

著者略歴

著:白川 紺子
三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚はじめました。』『後宮の烏』シリーズ(集英社オレンジ文庫)、『ブライディ家の押しかけ花婿』『夜葬師と霧の侯爵』(コバルト文庫)などの著書がある。

ISBN:9784065166826
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:780円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月20日