講談社ノベルス
生け贄
著:鳥飼 否宇
紙版
内容紹介
植物写真家の猫田夏海は、撮影中の不慮の怪我のため、
高知の港町、白崇教と呼ばれる宗教施設に滞在することに。
その教団は、"タイガ"と呼ばれるアルビノの鮫を崇めていた。
ある夜、密室状態の本殿で、現教主が刺殺される事件が起こり、
その翌晩、教主の息子の切断遺体が、海で発見された……!
<観察者>にして生物探偵の鳶山は、猫田とともに捜査を始める。
連続殺人事件の影に潜む、神の秘密と、教団の真の姿とは!?