講談社文庫
室町耽美抄 花鏡
著:海道 龍一朗
紙版
内容紹介
室町時代。能楽師・世阿弥元清は齢十二で才能と美貌を将軍・足利義満に見初められ、寵愛を後ろ盾に能楽を完成させていく。しかし義満の死後、彼の運命は暗転する……。その他、世阿弥が奥義書を託した金春禅竹。純禅を追究した一休宗純。侘茶の祖・村田珠光、美に取り憑かれた四人の男たちを描く傑作歴史小説。
目次
風花 世阿弥元清
花鏡 金春禅竹
闇鴉 一休宗純
詫茶 村田珠光