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講談社文庫

図書館の魔女 3

著:高田 大介

紙版

内容紹介

深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接するニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。高い塔のマツリカは、アルデシュの穀倉を回復する奇策を見出し、戦争を回避せんとする。しかし、彼女の誤算は、雄弁に言葉を紡ぐ自身の利き腕、左手を狙った敵の罠を見過ごしていたことにあった。

目次

第三部 一ノ谷、ニザマ 文献学講義と糸繰る者達
30 どうらんのきせつはまぢかにせまり
31 まつりかがぐりもわーるのかずかずを
32 ぎしょをめぐるぶんけんがくこうぎ
33 きりんのふざいはすうしゅうかんにおよぶ
34 しゅくさいのちまたをとおくはなれ
35 にざまへむかうしせつだんがそしきされた
36 しゅっこうのあさはみぞれまじりのゆき
37 にざまていはみずからのあしでひのおましに

ISBN:9784062933872
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:384ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2016年05月
発売日:2016年05月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ