講談社文庫
軍神の血脈
楠木正成秘伝
著:高田 崇史
紙版
内容紹介
薬剤師の早乙女瑠璃は、神風特攻隊の生き残りで祖父の修吉から、『太平記』を渡される。だが、楠木正成に関する部分を読むよう告げた修吉は、何者かに毒を射たれ、瀕死の重体に。事件の背後には秘密結社〈南木の会〉が。瑠璃は、祖父の命を救うため、元同級生で作家の京一郎とともに、正成の死に纏わる謎を追う!
目次
《序》
午前七時の哀
午前九時の陰
午前十時の鬱
午後零時の縁
午後二時の恩
午後四時の解
《跋》