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講談社文庫

子どもの王様

著:殊能 将之

紙版

内容紹介

団地に住むショウタと親友トモヤ。部屋に籠もって本ばかり読んでいるトモヤの奇妙なつくり話が、ショウタの目の前で現実のものとなる。残酷な”子どもの王様”が現れたのだ。怯える親友を守るため、ショウタがとった行動とは? つくり話の真相とは? 『ハサミ男』の殊能将之が遺した傑作をついに文庫化!

目次

1 団地の外側
2 黄色い大黒様
3 ふたりの魔女
4 罰ゲーム
5 おびえるトモヤ
6 暗黒城の攻防
7 自転車日和
8 魔女の予言
9 夜の見張り
10 子どもの王様あらわる
11 近づく足音
12 対決
13 別れ
わたしが子どもだったころ
ノベルス版あとがき

著者略歴

著:殊能 将之
1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』(いずれも講談社文庫)がある。 2013年2月、逝去。

ISBN:9784062932301
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:208ページ
定価:550円(本体)
発行年月日:2016年01月
発売日:2016年01月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ