講談社学術文庫
カレーライスと日本人
著:森枝 卓士
紙版
内容紹介
インドで生まれたカレーが、いまや日本の食卓の王座についている。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。われわれが食べているカレーはインドから輸入されたのか。アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、「カレーとは何か」を丹念に探った名著。刊行後、『美味しんぼ』で詳しく紹介されるなど、日本の食文化論に大きな影響を与えた。著者による補筆を収録。
目次
1――辛くないカレーと黄色くないカレー
2――インドでカレーを考えた
3――カレー粉誕生
4――日本カレー繁盛物語
5――日本人はなぜカレーが好きなのか
補遺―その後の「カレー考」
ISBN:9784062923149
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:264ページ
。定価:920円(本体)
。発行年月日:2015年08月
。発売日:2015年08月11日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WB。