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講談社+α新書

不死身のひと

脳梗塞、がん、心臓病から15回生還した男

著:村串 栄一

紙版

内容紹介

過換気症候群、胃がん、食道がん(5回)、胃切除(2/3)、中咽頭がん(3回)、腎臓病、心房粗動、心房細動、下咽頭がん、舌がん(2回)、心原性脳梗塞、白内障……満身創痍、55歳からの14年にわたる壮絶な、しかし前向きな闘病記。


過換気症候群、胃がん、食道がん(5回)、胃切除(2/3)、中咽頭がん(3回)、腎臓病、心房粗動、心房細動、下咽頭がん、舌がん(2回)、心原性脳梗塞、白内障……満身創痍、55歳からの13年にわたる壮絶な、しかし前向きな闘病記。

目次

はじめに
第1章 天地が崩れた
 1 相模大野駅で
 2 天国が目の前に
 3 意識喪失
 4 不死鳥か
 5 悪運強し
第2章 北里大学病院
 1 気がつけば病院
 2 担当医の話
 3 SCUに移動
 4 心臓治療に入る
 5 生きて帰れるとは
第3章 医療検査に怯えるな
 1 疲労が知らせてくれた
 2 最初の心臓異状
 3 ゴルフは遠く
 4 虎の門病院
第4章 後遺症の懸念
 1 右半身麻痺か
 2 リハビリ開始
 3 左目がいかれた
 4 それでも梅干し作り
第5章 恥ずかしき病歴
 1 雪降る金沢で
 2 セカンドオピニオン
 3 胃の切除手術
 4 がんにも生命力
第6章 がんセンターとの付き合い
 1 二百二十円に四万円
 2 食道に多発
 3 がんと一蓮托生
 4 一条の光も
第7章 いくつかの回想
 1 事件記者三昧
 2 あとがない毎日
 3 病にまみれて執筆
 4 老齢引っ越し
第8章 日はまだ暮れず
 1 今度は舌がん
 2 心臓アブレーション
 3 待望の台湾本刊行
 4 一陽来復を求めて
 5 生死のなかに桜花
おわりに

著者略歴

著:村串 栄一
ジャーナリスト。1948年、静岡県生まれ。明治大学政経学部卒業後、中日新聞社に入社。中日新聞東京本社(東京新聞)管内の首都圏の支局勤務を経て東京本社編集局社会部に。司法記者クラブ、国税庁記者クラブ、JR記者クラブなどを担当。司法記者クラブキャップ、事件遊軍キャップ、社会部デスクなどを歴任。特報部デスク、写真部長、北陸本社編集局次長などを経て東京本社編集局編集委員で定年退職。引き続き特別嘱託として編集委員を務め、2013年暮れに完全退職。
『台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」』『新聞記者は何を見たのか 検察・国税担当』(ともに講談社)、『検察秘録 誰も書けなかった事件の深層』(光文社)など著書多数。

ISBN:9784062915007
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VF