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講談社文芸文庫

悪酒の時代/猫のことなど 梅崎春生随筆集

著:梅崎 春生

紙版

内容紹介

『桜島』『日の果て』『幻化』など、戦後派を代表し
生と死を見つめ続けた梅崎春生。
多くの作家や読者を惹きつけやまない、その自由な精神、
人生や社会への深い洞察とユーモアとアイロニー。
鬱々とした戦時の記憶を奥に潜ませながら、
内なる孤独と向き合った作家の日常への思い。
人に優しく、酒におぼれた梅崎春生の名随筆集。

著者略歴

著:梅崎 春生
梅崎春生(1915.2.15~1965.7.19) 小説家。福岡県生まれ。東京帝国大学文学部国文科在学中に「風宴」が「早稲田文学」に掲載される。太平洋戦争での軍隊生活を経て、戦後『桜島』を始めとした小説を次々に発表し、第一次戦後派と呼ばれる。54年「ボロ屋の春秋」で第32回直木賞、「砂時計」で第二回新潮社文学賞、64年「狂い凧」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。著書に『日の果て』『幻化』他多数がある。

ISBN:9784062902908
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ