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講談社現代新書

ニッポンの奇祭

著:小林 紀晴

紙版

内容紹介

カメラマン・小林紀晴が撮る、日本全国の奇祭。長野御柱祭の地で生まれ育った著者は、土着的な要素を感じる「奇祭」に惹かれ、全国を旅する。祭りの時にだけ顔を見せるかつての人の想い。カメラのファインダー越しに感じる古の神々。本来、撮れるはずのないものたち。遠い過去の日本人を目撃する異色の写真紀行。


カメラマン・小林紀晴が撮る、日本全国の奇祭。
長野御柱祭の地で生まれ育った著者は、土着的な要素を感じる「奇祭」に惹かれ、全国を旅する。
祭りの時にだけ顔を見せるかつての人の想い。カメラのファインダー越しに感じる古の神々。本来、撮れるはずのないものたち。
遠い過去の日本人を目撃する異色の写真紀行。

目次

長野から南へ
一、御柱祭/長野県諏訪地方
二、パーントゥ/沖縄県宮古島
三、ショチョガマ・平瀬マンカイ/鹿児島県奄美大島
四、ケベス祭/大分県国東市
五、銀鏡神楽/宮崎県西都市
六、椿山虫送り/高知県仁淀川町
関東の祭り
七、大野の送神祭/埼玉県ときがわ町
八、テンゴウ祭り/埼玉県秩父市
九、脚折雨乞/埼玉県鶴ヶ島市
東北の祭り
十、蘇民祭/岩手県奥州市
十一、相馬野馬追/福島県相馬市、南相馬市
十二、木幡の幡祭り/福島県二本松市
再び、長野へ
十三、和合の念仏踊り/長野県阿南町
十四、道祖神祭り/長野県野沢温泉村
十五、新野の雪祭り/長野県阿南町
十六、御射山祭/長野県富士見町

著者略歴

著:小林 紀晴
1968年長野県に生まれ。東京工芸大学短期大学部写真科卒業。新聞社カメラマンを経て、1991年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。1995年に「ASIAN JAPANESE」でデビュー。1997年「DAYS ASIA」で日本写真協会新人賞受賞。2013年 写真展「遠くから来た舟」で第22回林忠彦賞受賞。写真集に、『homeland』(NTT出版)、『days New york』(平凡社)、『SUWA』(アクセスパブリッシング)などがある。著書に『ASIA ROAD』(講談社文庫)、『父の感触』(文藝春秋)、『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』(集英社)、『だからこそ、自分にフェアでなければならない。 プロ登山家・竹内洋岳のルール』(幻冬舎文庫)などがある。

ISBN:9784062884419
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:264ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2017年08月
発売日:2017年08月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC6