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講談社現代新書

自民党ひとり良識派

著:村上 誠一郎

紙版

内容紹介

いつから自民党は「本当のこと」が言えない政党になってしまったのか。安保関連法採決は立憲主義の放棄。それでも「カラスは白い」という自民党幹部。派閥政治の功罪。公務員法改正の問題。私も大臣を務めた小泉政権の罪と罰。選挙制度改悪の歴史。アベノミクスの限界と社会保障をめぐる対案。


いつから自民党はモノの言いにくい政党になってしまったのか。
安保関連法採決は立憲主義の放棄。
「カラスは白い」という自民党幹部。
派閥政治の功罪。
公務員法改正の問題。
私も大臣を務めた小泉政権のトラウマ。
選挙制度改悪の歴史。
財政再建と消費税めぐる正論。
社会保障は中福祉中負担に

目次

第1章 自民党の現在
第2章 日本に集団的自衛権は必要か
第3章 最近の自民党は不自由民主党
第4章 郵政選挙がトラウマに
第5章 派閥崩壊がもたらしたもの
第6章 政治家の質
第7章 優秀な官僚を使いこなせるか
第8章 最優先事項は財政再建
ほか

著者略歴

著:村上 誠一郎
自民党衆議院議員。現在10回連続当選中。1952年生まれ、東京教育大附属高を経て、78年東大法学部卒業。自民党衆議院議員だった父が所属していた三木派を引き継いだ河本敏夫衆議の秘書となる。86年旧愛媛2区より2度目の出馬で衆議院議員に初当選。河本派を経て高村派に所属。2001年、第2次森喜朗改造内閣で初代の財務副大臣に任命され、第1次小泉純一郎内閣まで務める。第2次小泉改造内閣で、内閣府特命大臣として初入閣。郵政解散時に閣議で異を唱えるが、第3次小泉内閣まで留任した。10年に高村派を退会するが、愛媛2区で10回連続当選中、自民党一筋31年。2015年の安保関連法案審議では採決を欠席、原発再稼動に反対するなど、安倍自民党の政策には反対の立場から意見を述べることが多い。

ISBN:9784062883757
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:196ページ
定価:740円(本体)
発行年月日:2016年06月
発売日:2016年06月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPL