講談社現代新書
西郷隆盛と明治維新
著:坂野 潤治
紙版
内容紹介
日本近代史の第一人者が、日本を近代国家に導いた人物を描き出す! 征韓論、西南戦争……、「軍部独裁と侵略戦争の元祖」はつくられた虚像だった!幕末期に「議会制」を構想し、封建制の打破に尽力し、江華島事件を卑劣と非難した、幕末維新の巨人の実像に迫る一冊。
日本近代史の第一人者が、日本を近代国家に導いた人物を描き出す!
征韓論、西南戦争……、「軍部独裁と侵略戦争の元祖」はつくられた虚像だった!幕末期に「議会制」を構想し、封建制の打破に尽力し、江華島事件を卑劣と非難した、幕末維新の巨人の実像に迫る一冊。
目次
はじめに
第一章 「攘夷」なき「尊王」論者
第二章 安政の大獄と西郷隆盛
第三章 西郷の復権
第四章 大名の「合従連衡」から藩兵の「合従連衡」へ
第五章 「革命」の終了と政権復帰
第六章 廃藩置県後の西郷
終 章 西郷の虚像と実像
おわりに