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講談社現代新書

「認められたい」の正体

承認不安の時代

著:山竹 伸二

紙版

内容紹介

「『空虚な承認ゲーム』をどう抜け出すか。その『答え』ならぬ『考え方』を教える本書は、規範喪失の時代における希望の書である」(斎藤環氏)。現代社会に蔓延する承認の問題を真正面から捉えた注目書! 私たちを覆う「生きにくさ」の本質に迫る。


「『空虚な承認ゲーム』をどう抜け出すか。その『答え』ならぬ『考え方』を教える本書は、規範喪失の時代における希望の書である」(斎藤環氏)。
現代社会に蔓延する承認の問題を真正面から捉えた注目書!

目次

第1章 「認められたい」の暴走
第2章 なぜ認められたいのか?
第3章 家族の承認を超えて
第4章 現代は「認められたい」時代か?
第5章 承認不安からの脱出

著者略歴

著:山竹 伸二
(やまたけ しんじ)
1965年、広島生まれ。学術系出版社の編集者を経て、現在、哲学、心理学の分野で批評活動を展開。1998年「自由と主体性を求めて」で第一四回暁烏敏賞を受賞。著述家。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員。著書に『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)、『本当にわかる哲学』(近刊、日本実業出版)、『フロイト思想を読む』(竹田青嗣氏との共著、NHKブックス)、分担執筆に『知識ゼロからの哲学入門』(幻冬舎)、『持続可能な社会をどう構想するか』(北大路書房)などがある。

ISBN:9784062880947
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:222ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2011年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB