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世の中への扉

今日よりは 明日はきっと 良くなると

愛犬・太刀と暮らした16年

著:茂市 久美子

紙版

内容紹介

岩手県大槌町の小畑幸子さんは、2011年の東日本大震災で一人息子を失いました。息子の捜索中のケガが原因で、夫も亡くなります。幸子さん自身も、乳がんを患ったり、骨折をしたりと、たいへんなことばかりが続きます。支えになったのは、心の中にあるものを、短歌という形にして表現すること。そして、飼い犬、太刀(たち)の存在でした。悲しい体験にもめげることなく、前を向いて暮らす幸子さんの姿に、勇気づけられます。


 岩手県大槌町の小畑幸子さんは、2011年の東日本大震災で一人息子を失いました。
 また、息子の捜索中のケガが原因で、夫も亡くなります。
 幸子さん自身も、乳がんを患ったり、骨折をしたりと、たいへんなことばかりが続きます。
 そんな中、心の支えになったのは、心の中にあるものを、短歌という形にして表現すること。
 そして、飼い犬、太刀(たち)の存在でした。

 つらく悲しい体験にもめげることなく、明るく前を向いて暮らしている幸子さんには、読者のみなさんもきっと勇気づけられることでしょう。

 「つるばら村」シリーズ等で人気の童話作家、茂市久美子氏が初めて手がける、児童向けノンフィクション作品です。

目次

はじめに
第一章 おだやかな日々
第二章 大震災
第三章 病とけが
第四章 明日にむかって
おわりに

著者略歴

著:茂市 久美子
岩手県生まれ。会社勤務を経て執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』で、ひろすけ童話賞を受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、東京書籍小3国語教科書に掲載されている『ゆうすげ村の小さな旅館』、『おいなり山のひみつ』、感想画コンクール課題図書になった『おひさまやのおへんじシール』、「魔女バジル」シリーズなどがある。

ISBN:9784062870337
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:160ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YNB