講談社青い鳥文庫
七時間目の怪談授業
新装版
作:藤野 恵美
絵:朝日川 日和
紙版
内容紹介
わたし、羽田野はるかの携帯電話に「呪いのメール」がとどいた。9日以内に同じ内容のメールを3人に送らないと、霊に呪われちゃう! 学校で友だちに相談していたら、先生に見つかって、携帯電話をとりあげられてしまった。これじゃ、メールを送れない! 先生にこわい話をして、『幽霊はいる』と思わせることができたら、返してくれるというんだけど。どんな話をすればいいの?
わたし、羽田野はるかの携帯電話に「呪いのメール」がとどいた。9日以内に同じ内容のメールを3人に送らないと、霊に呪われるんだって! 学校で友だちに相談していたら、先生に見つかって、携帯電話をとりあげられてしまった。たいへん! これじゃ、メールを送れない! みんなで順番にこわい話をして、先生に『幽霊はいる』と思わせることができたら、返してくれると言うんだけど……。期限までに、先生をこわがらせないと、わたしが呪われちゃう! どんな話をすればいいの?
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
目次
おもな登場人物
一日目(月曜日) 呪いのメール
二日目(火曜日) 幽霊の正体見たり……
三日目(水曜日) お経のきかない幽霊
四日目(木曜日) 恐怖のフランス人形
五日目(金曜日) 防空壕の悲劇
六日目(土曜日) 悪夢、赤い目の怪物
七日目(日曜日) 廃病院の探索
八日目(月曜日) 最後の怪談
九日目(火曜日) 古田先生のこわい話
あとがき