講談社青い鳥文庫
ハチ公物語
待ちつづけた犬
作:岩貞 るみこ
絵:真斗
写真:田丸 瑞穂
紙版
内容紹介
「ハチはいま、大好きだった上野先生に、会いたくて会いたくて、しかたなかった上野先生に、やっとやっと、会えたんだよね――。」雨の日も雪の日も、主人の帰りを駅で待つ。日本一有名な犬ハチと、飼い主のあたたかい心の交流を描いたノンフィクション。愛する者と暮らすことのすばらしさ、別れのせつなさに胸をうたれます。あなたを待つ人はだれですか。
「ハチはいま、大好きだった上野先生に、会いたくて会いたくて、しかたなかった上野先生に、やっとやっと、会えたんだよね――。」雨の日も雪の日も、主人の帰りを駅で待つ。日本一有名な犬ハチと、飼い主のあたたかい心の交流を描いたノンフィクション。愛する者と暮らすことのすばらしさ、別れのせつなさに胸をうたれます。あなたを待つ人はだれですか。 -小学中級から-
目次
プロローグ
1 ハチが生まれた日
2 ハチ、東京へ
3 上野先生とハチ
4 お花見の日
5 朝鮮出張
6 ハチがいなくなった
7 駅へのおむかえ
8 上野先生の死
9 はなればなれに
10 ぼくんちとハチ
11 渋谷駅
12 ハチの死
年表
あとがき