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講談社の翻訳絵本

アントワネット

わたしのたいせつなさがしもの

文:ケリー・ディプッチオ
絵:クリスチャン・ロビンソン
訳:木坂 涼

紙版

内容紹介

ブルドッグ一家のアントワネットには3匹の兄弟がいます。ロッキーはかしこくて、リッキーは足がはやくて、ブルーノは力持ち。でも、アントワネットは、じぶんの得意なことがわかりません。あるとき、なかよしのガストン一家のウッラッラーが、ゆくえふめいになりました。必死で探そうとしたそのとき、アントワネットに、なにかがひらめきました……!
家族のありかたや、「自分」という個性を考えるきっかけになる絵本。

著者略歴

文:ケリー・ディプッチオ
作家。絵本“Clink”“Zombie in Love”など、多くの子どもの本の文章を手がける。“Grace for President”と『ふたりのサンドウィッチ』(ティー・オーエンタテインメント)は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに選ばれる。ミシガン州読書推進会のGwen Frostic Award(ミシガン州で識字に影響を与えた作家またはイラストレーターが選ばれる賞)を受賞。2012年“Crafty Chloe”でNAPPA Gold Awardを受賞。『ガストン』(講談社)では、2014年のベストブックリストに10以上の団体から選ばれている。家族とともにミシガン州在住。
絵:クリスチャン・ロビンソン
イラストレーター、アニメーター。ピクサー・アニメーション・スタジオなどを経て、ルネー・ワトソンの“Harlems Little Blackbird”など、多くの絵本を手がける。パトリシア・ルビー・パウエルの“Josephine”でCoretta Scott King Illustrator Honorを受賞。マット・デ・ラ・ペーニャの『おばあちゃんと バスにのって』(鈴木出版)は2016年ニューベリー賞、コルデコット賞オナーブックに選ばれる。他の邦訳絵本に『おじさんとカエルくん』『ことりのおそうしき』(ともにあすなろ書房)『ちっちゃな サリーは みていたよ ひとりでも ゆうきを だせたなら』(岩崎書店)などがある。サンフランシスコ在住。
訳:木坂 涼
詩人。詩集、エッセイ集のほか、創作絵本、絵本の翻訳も多数手がけている。詩集『ツッツッと』(新装版・沖積舎)で現代詩花椿賞受賞。おもな絵本に『ともだちべんとう』(教育画劇)『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』『ネコのナペレオン・ファミリー』(ともに福音館書店)『いそっぷのおはなし』(グランまま社)、翻訳絵本に『ガストン』(講談社)『ともだちからともだちへ』(理論社)『ちょっとだけまいご』『どうするジョージ!』(ともにBL出版)「チャーリーとローラのおはなし」シリーズ(フレーベル館)などがある。東京と広島を行き来しながら暮らしている。

ISBN:9784062831031
出版社:講談社
判型:AB
ページ数:34ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA