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講談社の翻訳絵本

Zero(ゼロ)

著:キャサリン・オートシ
訳:乙武 洋匡

紙版

内容紹介

ゼロは大きくて丸い数字。
ある日、自分のからだの真ん中に
大きな穴があいていることに気がつきました。
ほかの数字たちが1、2、3と数えながら遊んでいるのを、
ゼロは毎日、うらやましそうに見ています。
みんなのなかまに入りたいなあと思うのですが、
なかみがからっぽな自分に、自信が持てません。
ゼロは自分さがしをはじめます。
セブンのアドバイスで、自分をよーく見つめてみると……。
自分には大きな数字になるときに、
役立つ力があることに気づいたのです!

著者略歴

著:キャサリン・オートシ
絵本作家/イラストレーター。
アメリカ・カリフォルニア州生まれの、日系3世。サンフラシスコのベイエリアに在住。
長く映像の世界に身を置き、「モンスターハウス」「ポーラーエクスプレス」などのアニメ-ション映画、「スターウォーズ」シリーズのグラフィックデザイン、アートディレクションなどの仕事に携わる。
絵本作家としては、最初の作品『What Emily Saw』(2003年)をはじめ、『Simon & the Stock Monster』『The Saddest Little Robert』(2004年)、5つの絵本の賞を受賞した『Marcello the Movie Mouse』(2005年、共著)などを、自身社長を務める絵本出版社・KO KIDS BOOKS社から刊行している。
本書『One』(2008年)は色、数字などを通じて、いじめに向き合う勇気の大切さを描き、アメリカで絵本・児童書に対して贈られる15の賞を受賞した。この「数字シリーズ」には、ほかに『Zero』『Two』がある。
訳:乙武 洋匡
おとたけ・ひろただ
1976年、東京都生まれ。早稲田大学在学中に上梓した『五体不満足』(講談社)が多くの人々の共感を呼ぶ。卒業後はスポーツライターとして活躍。その後、東京都新宿区教育委員会非常勤職員、杉並区立杉並第四小学校教諭、東京都教育委員などを歴任する。また、教員時代の経験をもとに描いた初の小説『だいじょうぶ3組』(講談社)が映画化され、自身も出演した(2013年3月、東宝系で公開)。
おもな著書に、『65』(幻冬舎文庫、日野原重明氏との共著)、『だから、僕は学校へ行く!』(講談社文庫)、『オトことば。』(文藝春秋)、『だからこそできること』(主婦の友社、武田双雲氏との共著)、『自分を愛する力』(講談社現代新書)など。子ども向けの作品には、『オトタケ先生の3つの授業(講談社)などの児童書や、『かっくん どうしてボクだけしかくいの?』、『ちいさなさかなピピ』(ともに講談社)などの翻訳絵本がある。

ISBN:9784062830904
出版社:講談社
判型:B5
ページ数:32ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2015年07月
発売日:2015年07月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA