講談社+α文庫
佐治敬三と開高健 最強のふたり 上
著:北 康利
紙版
内容紹介
ひとりは勝算なき「ビール事業」に挑み、もう一人はベトナム戦争の最前線に身を投じる。生産量世界一のウイスキーをつくったサントリー佐治と無頼派作家開高の不思議な友情がかなえた、巨大な夢
真の経営者とはなにか。真の小説家とはなにか。そしてほんとうの友情とはなにか――300万人の命が失われ、焦土と化した日本が奇跡の復興へとむかう、高度成長期、やんちゃな経営者と作家が友情で結ばれ、たぐいまれなタッグを組んで、次々とヒットを飛ばす。サントリーがまだ寿屋と呼ばれていた時代、貧困のどん底から開高健を拾い上げ、活躍の場を与えたのが、世界一のウイスキーをつくった男・佐治敬三であった。
開高は佐治を必要としたが、佐治もまた開高を必要とした。やがて二人は経営者と社員という枠を超えた友情で結ばれていく。
目次
序 章
第一章 ふたつの戦争
第二章 佐治家 養子の謎
佐治敬三家系図
第三章 寿屋宣伝部とトリスバーの時代
ISBN:9784062817301
。出版社:講談社
。判型:文庫
。ページ数:328ページ
。定価:790円(本体)
。発行年月日:2017年10月
。発売日:2017年10月21日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。