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講談社+α文庫

箱根駅伝 勝利の方程式

7人の監督が語るドラマの裏側

著:生島 淳

紙版

内容紹介

ダントツの優勝候補が不在と言われる近年。優勝に絡む大学の監督たちに、10人の選手の起用法、勝利への方法論を取材。連覇期待の日体大・別府監督、陸上界のスター、大迫選手を擁する早大・渡辺監督、設楽兄弟と服部兄弟、最強兄弟を抱える東洋大・酒井監督、毎年優勝候補に挙げられる駒大・大八木監督ほか、神奈川大・大後監督、山梨学院大・上田監督、順天堂大・澤木名誉総監督が登場。


ダントツの優勝候補が不在と言われる今年。

昨年優勝の日本体育大は連覇できるのか?  
→別府健至監督
陸上界のスター、大迫傑選手のラストイヤーを迎える早稲田大学は? 
→渡辺康幸監督
設楽兄弟、服部兄弟、2大最強兄弟を抱える東洋大学は? 
→酒井俊幸監督
毎年優勝候補に挙げられながら勝ちきれない駒沢大学は?
→大八木弘明監督

そして、着任25年以上のベテラン、神奈川大学の大後栄治監督、外国人選手の育成と言えばの山梨学院大学の上田誠仁監督、シード落ちから6位まで上げてきた順天堂大学の澤木啓祐部長。

優勝に絡む有力監督による、選手の育成術、チーム作り、勝利への方程式。
箱根駅伝の裏側を語ってもらいました。

目次

はじめに

第1章 大八木弘明 監督
 駒澤大学
 “苦労人監督”が作り上げた王者・駒澤、強さの秘密

第2章 渡辺康幸 監督
 早稲田大学
 箱根のスターは早稲田復活の狼煙をあげた

第3章 酒井俊幸 監督
 東洋大学
 「無形の力」を生み出すチーム作りとは?

第4章 別府健至 監督
 日本体育大学
 最大の使命は「日体大のプライド」を取り戻すこと

第5章 上田誠仁 監督
 山梨学院大学
 新興校を強豪へ育て上げた名将の熱意を支えたもの

第6章 大後栄治 監督
 神奈川大学
 粘って粘って粘りぬく
 それが神奈川大のスタイルです

第7章 澤木啓祐
 順天堂大学
 箱根駅伝は、私の研究領域の集大成

文庫版あとがき

著者略歴

著:生島 淳
1967年生まれ。スポーツライター、ジャーナリスト。
早稲田大学社会科学部卒業後、博報堂勤務を経て、スポーツライターへ。国内外を問わない取材、執筆活動のほか、ラジオパーソナリティとしても活躍。NHK-BSのBSスポーツニュースのキャスターも務める。
主な著書に『駅伝がマラソンをダメにした』(光文社新書)、『スポーツを仕事にする!』(ちくまプリマ-新書)、『愛は負けない 福原愛選手ストーリー』(学研)、『箱根駅伝』『箱根駅伝 新ブランド校の時代』(ともに幻冬舎新書)ほか。

ISBN:9784062815345
出版社:講談社
判型:A6変
ページ数:238ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2013年10月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SHB