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講談社+α文庫

生活防衛ハンドブック 食品編

著:小若 順一
著:食品と暮らしの安全基金

紙版

内容紹介

添加物、化学調味料などによる見えない「偽装」が横行している。農薬、家畜への抗生物質投与などが引き起こす、危険要因も増加している。加工によって損なわれる栄養も多い。それらは、身体のバランスを崩し、健康を害する原因にもなる。福島第一原発の事故による、農産物、水産物などへの放射能汚染の影響もふまえて、「食の危険」から身体を守るノウハウを紹介。


食材の調達がグローバル化し、食品加工技術が発達するにともなって、添加物、化学調味料などによる見えない「偽装」が横行している。農薬、家畜への抗生物質投与などが引き起こす、危険要因も増加している。加工によって損なわれる栄養も多い。それらは、身体のバランスを崩し、健康を害する原因にもなる。
福島第一原発の事故による、農産物、水産物などへの放射能汚染の影響もふまえて、「食の危険」から身体を守るノウハウを紹介。

目次

序章 原発事故がもたらす危険(新規執筆分)
1、肉に潜む危機
・コンビニ弁当などの「やわらかい豚カツ」は添加物だらけの増量肉
・日本向けの輸出牛肉は高カロリー仕様
・焼き肉屋のカルビは成型肉
・耐性菌を生み出す大規模養鶏場
2、魚に潜む危険
・調味液で増量される魚
・輸入ウナギが引き起こす遺伝病
・見た目が新鮮でも安心できない
3、野菜に潜む危険
・変色しないカット野菜には栄養もない
・残留農薬の少ない野菜の買い方と調理法
・自然成分「硝酸塩」の採りすぎにも注意を
4、加工食品に潜む危険
5、中国食品に潜む危機
6、調味料に潜む危険
7、コンビニに潜む危険

著者略歴

著:小若 順一
1950年岡山県生まれ。消費者団体勤務を経て、1984年「日本子孫基金」(現・食品と暮らしの安全基金)を設立。現在、代表を務める。おもな著書に『新・食べるな、危険』『使うな、危険』『食べたい、安全』『リサイクルは資源のムダ使い』(以上、講談社)、『素敵な節約!』(三五館)などがある。
著:食品と暮らしの安全基金
食品と暮らしの安全基金=1984年に市民団体「日本子孫基金」として設立。1988年より輸入レモンなどに付着しているポストハーベスト農薬、1998年にポリカーボネート製ほ乳瓶からの溶出する環境ホルモン、2004年に電気掃除機からの排気に含まれる粉塵やアレルギー物質の問題を追及し、品質の改善に寄与する。2004年に東京弁護士会人権賞を受賞。2004年、営利部門を切り離し、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」となる。

ISBN:9784062814621
出版社:講談社
判型:A6変
ページ数:206ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:2012年02月
発売日:2012年02月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN