講談社文庫
妖怪アパートの幽雅な日常10
著:香月 日輪
紙版
内容紹介
妖怪アパートとともにあった夕士(ゆうし)の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすれば――。ところが、長谷(はせ)の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!(講談社文庫)
妖怪アパートとともにあった夕士(ゆうし)の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすれば――ところが。長谷(はせ)の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!
目次
黒南風
鬼が、今夜も来る
恭造
潜水
闇の底で
たかが永遠だ、たいしたことじゃない
いつか夢に見た長い道
君は、夢の海を征く舟に乗る
そして、また桜は咲く
物語を終えて