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講談社文庫

あの子の考えることは変

著:本谷 有希子

紙版

内容紹介

Gカップの「おっぱい」を自分のアイデンティティとする23歳フリーター・巡谷。同居人は、「自分は臭い」と信じる23歳処女・日田。ゴミ処理場から出るダイオキシンと自分の臭いに異常な執着を見せ、外見にまったく気を遣わぬ日田のことを、巡谷はどうしても放っておけない。日田だけが巡谷の「気が触れそうになる瞬間」を分かってくれるのだ。二人一緒なら、どうしようもなく孤独な毎日もなんとかやっていける――。


Gカップの「おっぱい」を自分のアイデンティティとする23歳フリーター・巡谷。アパートの同居人は、「自分は臭い」と信じる「自称・手記家」の23歳処女・日田。ゴミ処理場から出るダイオキシンと自分の臭いに異常な執着を見せ、外見にまったく気を遣わない変人・日田のことを、巡谷はどうしても放っておけない。日田だけが巡谷の「男への異常な執着」や「気が触れそうになる瞬間」を分かってくれるのだ。変なことばかり考えている二人だけれど、ゴミ処理場のダイオキシンが二人の変なところを益々悪化させているような気がするけれど、二人が一緒にいれば大丈夫。情けなくってどうしようもなく孤独な毎日もなんとかやっていける――。
芥川賞候補作としても話題となった、汚くて可愛い、前代未聞の青春エンターテインメント!

ISBN:9784062775519
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:168ページ
定価:429円(本体)
発行年月日:2013年06月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ