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講談社文庫

大江戸妖怪かわら版 2 異界より落ち来る者あり 其之二

著:香月 日輪

紙版

内容紹介

ヒトの目で綴った魔都見物記「大江戸紹介録」が評判を呼び、大首の親方も認めるかわら版屋の書き手となった雀。ここで生き直すんだ――元いた世界のすべてが消えた。そして憎しみも去った。いつの日か雀が、異界を、そして親を恋しく思う日は来るのか。雀の過去が明らかになる「異界より落ち来る者あり」後編。


誰に遠慮もいらねェ。雀、好きなように生きるんだ。何の枷もないこの世界で、生き直すんだヨ。
「妖怪アパート」の著者が放つ、新シリーズ第二弾!

ヒトの目で綴った魔都見物記「大江戸紹介録」が評判を呼び、大首の親方も認めるかわら版屋の書き手となった雀。ここで生き直すんだ――元いた世界のすべてが消えた。そして憎しみも去った。いつの日か雀が、異界を、そして親を恋しく思う日は来るのか。
雀の過去が明らかになる「異界より落ち来る者あり」後編。

※本書は2006年6月に理論社より『大江戸妖怪かわら版 異界から落ち来る者あり 下』として刊行されました。

目次

子ども、異界を歩く
異界にて生まれ変わる
遠きにありて思う
雀、かわら版屋になる
芍薬、牡丹、百合、蘭秋
雀、芝居を見物す
でんつくに付ける薬なし
季節移りて木の芽吹く
『大江戸妖怪かわら版(2)』用語辞典!

ISBN:9784062773287
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:168ページ
定価:448円(本体)
発行年月日:2012年08月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ