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講談社文庫

刃傷 奥右筆秘帳

著:上田 秀人

紙版

内容紹介

「この間の遺恨覚えたか」と、衛悟のいない江戸城中で突然、刺客に斬りつけられた併右衛門は、脇差で受けるも鞘が割れ、白刃をさらしてしまう。殿中法度にふれた咎で、目付に捕らわれ、切腹、お家断絶まで覚悟する併右衛門。筆で生きてきた奥右筆に、危難から脱出する秘策はあるのか!? 人気爆発シリーズ第八弾! <文庫書下ろし> (2011年6月、講談社文庫として刊行)


殿中法度の罠にはまった併右衛門は、愛娘瑞紀の待つ我が家へ生還できるか?

第一位シリーズ 人気街道驀進中! 
シリーズ最大の危機、第八巻!
「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社刊)第一位

著者略歴

著:上田 秀人
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年小説CLUB新人賞佳作。時代小説を中心に活躍。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。
著作に「三田村元八郎」「織江緋之介見参」「お髷番承り候」(徳間文庫)、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人大奥記録」(光文社文庫)、「闕所物奉行裏帳合」(中公文庫)、「妾屋昼兵衛女帳合」などのシリーズがある。また『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀賞を受賞、講談社創業100周年記念書き下ろし『天主信長』も大胆な解釈で評判に。講談社文庫では「奥右筆秘帳」が抜群の読み応えと好評を博し、「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社)のベストシリーズ第一位に輝く。
府下で歯科医院を開業する歯科医でもある。

ISBN:9784062769891
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:352ページ
定価:720円(本体)
発行年月日:2011年06月
発売日:2011年06月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ