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講談社文庫

「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ

著:清水 康之
著:上田 紀行

紙版

内容紹介

毎年、自殺者が3万人を超える自殺大国・日本。
2004年、NPO法人「ライフリンク」を立ち上げ、「自殺対策基本法」成立の原動力となった清水康之氏と、「生きる意味」を問い続ける文化人類学者の上田紀行氏が、「自殺社会」日本の正体と、「生き心地の良い社会」への道筋を徹底対論!〈文庫オリジナル〉

目次

 

著者略歴

著:清水 康之
1972年東京生まれ。NPO法人 自殺対策支援センター「ライフリンク」代表。88年、高校を中退し、単身渡米。米国ワシントン州 レイクワシントン高校を卒業。国際基督教大学(ICU)を卒業後、97年、NHKに入局。「クローズアップ現代」などを担当する。2004年、NHKを退職し、ライフリンクを設立。以来、代表を務める。2009年11月より、内閣府本府参与。
著:上田 紀行
1958年東京生まれ。文化人類学者。東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科、価値システム専攻)。86年より、スリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後、「癒し」の観点を最も早くから提示する。著書『生きる意味』(岩波新書)は、2006年度大学入試で出題率第1位になるなど、その日本社会変革への提言は大きな注目を集めている。『宗教クライシス』『がんばれ仏教!』『目覚めよ仏教!』『かけがえのない人間』など著書多数。

ISBN:9784062766111
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:245ページ
定価:610円(本体)
発行年月日:2010年03月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBF