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講談社文庫

向井帯刀の発心

物書同心居眠り紋蔵

著:佐藤 雅美

紙版

内容紹介

次男の紋次郎にまで養子話が出て跡継ぎに頭を悩ませる紋蔵。貰い子の文吉も侠客・不動岩の伜に世話になると家を飛び出した。が、紋次郎が剣術の稽古でいじめられていると知って仕返ししたらしい。子供の喧嘩にしゃしゃり出てきた親は上役の吟味方与力・黒川静右衛門。逆恨みの無理難題を切り抜けられるか。「物書同心居眠り紋蔵シリーズ」第8弾。(講談社文庫)


次男の紋次郎にまで養子話が出て跡継ぎに頭を悩ませる紋蔵。
貰い子の文吉も侠客・不動岩の伜に世話になると家を飛び出した。
が、紋次郎が剣術の稽古でいじめられていると知って仕返ししたらしい。
子供の喧嘩にしゃしゃり出てきた親は上役の吟味方与力・黒川静右衛門。逆恨みの無理難題を切り抜けられるか。

目次

与話情浮貸横車
歩行新宿旅籠屋
逃げる文吉
黒川静右衛門の報復
韓信の胯くぐり
どうして九両三分二朱
旗本向井帯刀の発心

著者略歴

著:佐藤 雅美
1941年1月兵庫県生まれ。早大法学部卒。会社勤務を経て、68年からフリー。85年『大君の通貨』で第4回新田次郎賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞をそれぞれ受賞。主な作品に『物書同心居眠り紋蔵』『手跡指南 神山慎吾』『官僚川路聖謨の生涯』『江戸繁昌記 寺門静軒無聊伝』『信長』『青雲遙かに 大内俊助の生涯』『覚悟の人 小栗上野介忠順伝』『十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯』『当たるも八卦の墨色占い 縮尻鏡三郎』など。近著に『天才絵師と幻の生首 半次捕物控』『千世と与一郎の関ヶ原』『戦国女人抄おんなのみち』『たどりそこねた芭蕉の足跡 八州廻り桑山十兵衛』『口は禍いの門 町医北村宗哲』がある。

ISBN:9784062765527
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:404ページ
定価:648円(本体)
発行年月日:2010年01月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ