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講談社文庫

アラミスと呼ばれた女

著:宇江佐 真理

紙版

内容紹介

安政3年、坂の町、長崎。
「これからの世の中、おなごが通詞になったって、罰(バチ)はあたらねェ」
攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争――1人、この時代を駆け抜けた女性がいた。

安政3年、肥前長崎。出島で働く父から英語や仏語を習う10歳のお柳。「うち、お父ちゃんのように通詞になりたかとよ」。女人禁制の職に憧れる幼いお柳の運命は、釜次郎、のちの榎本武揚との出会いによって大きく変わっていく。攘夷運動、大政奉還から戊辰戦争へ。激動の時代に消えた1人の「男装」の通詞。

※本書は2006年1月、潮出版社より単行本として刊行されました。

目次

 

ISBN:9784062762700
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:342ページ
定価:640円(本体)
発行年月日:2009年04月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ