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講談社+α新書

住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち

著:川口マーン 惠美

紙版

内容紹介

この本を読むだけで、日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかる――ドイツ在住30年、現地で結婚し子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日欧比較論!! 日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル。しかし、本当のところはどうなのか? 街には泥棒が溢れ、古い街並みは奇妙に改悪され、馬の肉が牛の肉になり、建設工事は遅々として進まず、厄介な身分制度が残り、そして何より、あまりに不便すぎる!


 大ベストセラー『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』に続く比較文化論、第2弾!
 この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかる――ドイツ在住30年、現地で結婚し、3人の子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日欧比較論!! 
 日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル。しかし、本当のところはどうなのか?……街には泥棒が溢れ、古い街並みは奇妙に改悪され、馬の肉が牛の肉になり、建設工事は遅々として進まず、厄介な身分制度が残り、そして何より、あまりに不便すぎる……日本人ならとても、生きてはいけない!!

目次

序 章 劣化するパリ・フランクフルト・ウィーン、斬新な東京
第1章 泥棒天国ヨーロッパ
第2章 エアロビのできないドイツ人
第3章 不便をこよなく愛すノルウェー人
第4章 「移民天国」「難民地獄」のヨーロッパ
第5章 スペインの闘牛と日本のイルカ漁
第6章 ケルンの地下鉄建設と池袋の道路工事
第7章 日本の百倍ひどいヨーロッパの食品偽造
第8章 日本的になったドイツの宗教事情
第9章 歴史の忘却の仕方――ヨーロッパとアジア
第10章 奴隷制度がヨーロッパに残した「遺産」
第11章 瀕死のオペラ、隆盛な歌舞伎
第12章 同性愛者が英雄になるヨーロッパ
第13章 古代ローマ帝国とEUの深い関係

著者略歴

著:川口マーン 惠美
川口マーン惠美(かわぐち・まーん・えみ)

 1956年、大阪府に生まれる。ドイツ・シュトゥットガルト在住。作家。拓殖大学日本文化研究所客員教授。日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。
 著書には、ベストセラーになった『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』(講談社+α新書)、『ドレスデン逍遥』(草思社)、『日本はもうドイツに学ばない?』(徳間書店)、『ベルリン物語』(平凡社新書)、『ドイツで、日本と東アジアはどう報じられているか?』(祥伝社新書)などがある。

ISBN:9784062728669
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2014年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB