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講談社+α新書

長生きは「唾液」で決まる!

「口」ストレッチで全身が健康になる

著:植田 耕一郎

紙版

内容紹介

年とともに気になる「歯を含めた口」の健康。歯から健康は作られ、歯から健康は崩れる。その口と歯の最重要ポイントが「唾液」! 唾液が少なくなると口の中が汚れやすくなり、ひいては、歯から全身の健康が蝕まれていくのです。この本では、そんな歯から健康が蝕まれた人を数多く救ってきた植田先生が、そうなる前にやるべき秘策を伝授!体の運動と違ってその場でできるし、疲れない、新健康法ーーそれが「口ストレッチ」です!


年とともに気になる「歯を含めた口」の健康。
歯から健康は作られ、歯から健康は崩れる。
その口と歯の最重要ポイントが「唾液」! です。
唾液が歳とともに出なくなるのをご存じですか。
唾液が少なくなると口の中が汚れやすくなり、
ひいては、歯から全身の健康が蝕まれていくのです。
怖いですねぇ……。
この本では、そんな歯から健康が蝕まれた人を
数多く救ってきた植田先生が、そうなる前にやってほしい
秘策を伝授!
体の運動と違ってその場でできるし、疲れない、新しい健康法ーーそれが、「口ストレッチ」です。
すぼめる、ふくらます、舌を動かす、歯茎マッサージ、などいくつかの口のストレッチ&トレーニングで、唾液がどんどん出て、簡単に「噛む」「飲み込む」のエクササイズができる。
嚥下障害の予防にもなり、健康な歯を保つことによって、口元がしっかりして,年寄り臭くならない、「若く見える」口元を作り上げることもできる。
長生きと若さの秘訣は、「口ストレッチ」にあるのです!

目次

まえがき お口が変わると人生が変わる
第1章 諸悪の根源は口の中の渇きだった
あなたの唾液は足りていますか/働き者の唾液
ドライマウス急増中/むし歯、歯周病の原因に
口臭やメタボも引き起こす/唾液が増えるとむし歯にならない
唾液が増えれば口臭ともさようなら/口ストレッチでドライマウスを治す
第2章 口から食べられない生活なんて
初の都心型リハビリ専門病院へ/食べ物で歯が隠れて見えない患者さん
大勢の脳卒中の患者が押し寄せてきた/麻痺は手足だけに起こるものではない
物を食べるのは複雑な動き/口が麻痺したら歯があっても物を噛めない
28本すべてがむし歯の患者さん/「8020」だけじゃ足りない
舌に苔が生えている患者さん/唾液の自浄作用が働かない患者さんたち
胃瘻、全介助、応答なしの患者さんが応答した/たった一口のゼリーがもたらした希望
「プリンではダメですか?」/胃瘻のメリット・デメリット
「唾液が出ない」副作用で生活意欲も低下/標準血圧のガイドラインは目に余る
近代西洋医学だけでは足りない/病気持ちでも「健康」です
手術で命を取り留めたのに誤嚥で亡くなる/リハビリがこれからのキーポイント
口ストレッチ誕生/口ストレッチが必要な人、年間10万人増
第3章 いつまでもおいしく食べるための「口ストレッッチ」大公開
あなたの「口ストレッチ」必要度は何%?/なぜ腹筋/背筋を鍛えるの?
1日5分うつぶせ寝/むせるのはよいこと
手振り運動で全身リラックス/全身を叩いて血の巡りをよくする
これがザ・口ストレッチだ/おまけの唾液腺刺激ストレッチ
元気な老人は表情豊か/表情筋七変化
第4章 あとは好きな物をお食べなさい
「固い物を食べろ」は余計なおせっかい/日本酒だけで生きる90歳
「何も食べられません、とろ以外は」

著者略歴

著:植田 耕一郎
日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授
1983年日本大学歯学部卒。日本大学歯学部助手、東京都リハビリテーション病院医員、新潟大学歯学部加齢歯科学講座助教授を経て現職。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会副理事長、認定士。老年歯科医学会認定医、指導医、理事。
著書に『脳卒中患者の口腔ケア』(医歯薬出版)など。

ISBN:9784062728584
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:172ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2014年07月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MKE