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講談社+α新書

食のモノサシを変える生き方

「病気が逃げ出す」オプティマル栄養学のすすめ

著:南 清貴

紙版

内容紹介

口にするその食事で、人間の体の質は決まってしまいます。抗酸化力を高める食事、食材を口にすれば、人生は今日から変ります。福島第一原子力発電所の事故を機に、東京から大垣に移り住み、奇跡の野菜の供給に挑み始めたフードプロデューサーが、間違いだらけの私たちの食と健康常識を詳らかにし、家族を守るための新しい食事法について懇切丁寧に語ります。誰でも実践できて、必ず効果が期待できる行動指針が1冊に!


 人間の遺伝子上は、生物として120歳まで生きられるメカニズムになっていることが科学的に証明されてきています。ところが、人間の平均寿命はもっと短く、病気になって健康で文化的な生活を全うできない人がほとんどです。加えて、蔓延する生活習慣病から放射能汚染まで、健康と命を削る驚異は増える一方です。
 それらはすべて、「酸化」で説明がつきます。過剰な酸化により人間の細胞が破壊され、健康と寿命を阻害する。ということは逆に、酸化に対抗できる「抗酸化」の生き方ができれば、病気や果ては放射線にも負けずにすばらしい人生を手にできるということです。
 カギを握っているのは「食事」。口にするその食事で、人間の体の質は決まってしまいます。抗酸化力を高める食事、食材を口にすれば、人生は今日から変ります。
 本企画では、福島第一原子力発電所の事故を契機に、東京から大垣に移り住み、自ら抗酸化力を高める本当によい野菜の供給に挑み始めたフードプロデューサーが、間違いだらけの私たちの食と健康常識を詳らかにし、家族を守るための新しい食事法について懇切丁寧に語ります。誰でも実践できて、必ず効果が期待できる。食への不安が高まる一方の日本において、本当の安心を引き寄せるために具体的な行動指針を示す1冊です。

目次

第1章 抗酸化物質で酸化から身体を守る
第2章 もうスーパーで野菜は買わない
第3章 健康をおびやかす農業の深い闇
第4章 抗酸化力を低下させる「医療」の実態
第5章 家族を守る新しい「モノサシ」

著者略歴

著:南 清貴
1952年生まれ。フードプロデューサー。演劇の勉強の一環として学んだ整体を通じて、身体と食の関係の重要さに気づく。自然の摂理に適った食事を提供する場として、1995~2005年、代々木上原にオーガニック・レストラン「キヨズキッチン」を開業。「オプティマル・ヒューマン・ダイエット」を提唱し、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案して各方面から注目される。2011年、福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、東京の拠点をすべて取り払い、岐阜県大垣市に移り住む。野菜の生産過程にコミットして、小規模ネットワークで安全で栄養価の高い食材を消費者に直接届けるべく奮闘している。

ISBN:9784062727754
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:188ページ
定価:838円(本体)
発行年月日:2012年09月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN