講談社+α新書
神さまが嫌う最悪参拝 仏さまが喜ぶ最良参拝
著:大野 出
内容紹介
「おみくじで大吉が出ても、あとは運気が下がるだけ。それよりも“どん底”の凶のほうが、バラ色の人生が待っている!」おみくじの読み解き方から、鐘の鳴らし方、お賽銭の額や入れ方、祈祷の受け方、お礼参りの仕方といった参拝マナーまで、徹底的に「ご利益」を得るための神社仏閣のお参りの仕方を紹介。また巻末付録に、伝説の元三大師の伝説のおみくじを、現代語訳にして、今も使えるように100点掲載する!
「おみくじで大吉が出ても、あとは運気が下がるだけ。それよりも“どん底”の凶のほうが、後は運気が上がる一方。バラ色の人生が待っている!」
──パワースポットブームいまだ衰えず、神社仏閣に恋、仕事、金、健康の願掛けをしている人々は多い。けれど一部有名人、自称霊能者、そして口コミなどの影響により、間違った参拝、無礼なお参りをしている人や、おみくじにおいても勘違いの読み方をしている人がいる。
本当に神仏のご加護を得られるような参拝の仕方、おみくじの読み解き方から、お賽銭の額や入れ方、祈祷の受け方といった参拝マナーまで、今一度、徹底的に「ご利益」を得るための神社仏閣のお参りの仕方を紹介する。
また巻末付録に、日本初のおみくじを作った、伝説の元三大師のおみくじを、現代語訳にして、今も使えるように100点掲載する!
第1章 おみくじで幸運を掴む人、逃がす人
実は一番コワイ「一番大吉」/織田信長も熱田神宮で戦勝祈願/おみくじを何度も引いた明智光秀/吉が出るまで引くのは間違い/おみくじで好運を掴める人/誤解される「待ち人」の意味/方角は自分の家が基点/大吉は、あとは下がるだけ?/末吉こそ最大幸運のしるし
第2章 ご利益がいただける参拝の仕方
参道の真ん中を歩くのはNG/手水舎の作法/「二拝二拍手一拝」は誰が決めた?/「左足から入る」は、必須か?/伊勢神宮で個人の願い事はNG?/摂社末社はお参りすべきか?/神棚は自分で作ってもよい/寺では拍手を打ってはいけない/鰐口を鳴らしてからお賽銭を/参拝は早朝がベストか?
第3章 お賽銭の額で、ご利益は違ってくるのか?
お賽銭は1円でも、問題なし!/お守りを値切った有名人/お札は1年交替が望ましい/お守りの期限は1年?/御朱印の効能/絵馬には住所を書かない
第4章 上級者の「大人参拝」の作法
祈祷の「効き目」/写経の至高体験/玉串奉奠の作法/氏神神社は大切/「お稲荷さんは祟る」は、本当か?/神社と寺の「使い分け方」
第5章 “日本最強”元三大師御籤を引く!
スーパー僧侶・良源/怪僧・天海が広めた元三大師御籤/現代語訳・元三大師御籤
目次
第1章 おみくじで幸運を掴む人、逃がす人
実は一番コワイ「一番大吉」
おみくじとは何か?
正しいおみくじの引き方
武田信玄と上杉謙信の神頼み
織田信長も熱田神宮で戦勝祈願
おみくじを何度も引いた明智光秀
木に結ぶのは考えもの
おみくじは持って帰るのが「吉」
吉が出るまで引くのは間違い
おみくじで幸運を掴める人
誤読される「待ち人」の意味
方角は自分の家が基点
よくない方角には「方違え」で行く
“日本最強”の元三大師御籤
寺院は漢詩、神社は和歌
大吉は、あとは下がるだけ?
末吉こそ最大幸運のしるし
他
第2章 ご利益がいただける参拝の仕方
参道の真ん中を歩くのはNG?
神職の真似はしなくていい
手水舎の作法
手水舎で身を清める理由
鈴は3回鳴らすのが正解?
「残り音」に神さまの気配
鈴とご利益は関係がない
「二拝二拍手一拝」は誰が決めた?
拍手の作法
「左足から入る」は、必須か?
伊勢神宮で個人の願い事はNG?
摂社末社はお参りすべきか?
神棚はどこに設けるか?
神棚は自分で作ってもよい
神棚を東か南に向ける理由
他
第3章 お賽銭の額で、ご利益は違ってくるのか?
お賽銭の適正額は?
1円でも、問題なし!
お守りを値切った有名人
お守りには魂が入っている!
授与所での両替はマナー知らず
「高い」と思う祈祷は受けるな!
お札は1年交換が望ましい
お守りの期限は1年?
求める場所でご利益が違う縁起物
他
第4章 上級者の「大人参拝」の作法
仏教は宗派によって作法が変わる
「聖域」に入れる祈祷
祈祷の「効き目」
写経の至高体験
昇殿参拝できる神社のお祭り
玉串奉奠の作法
氏神神社は、やはり大切
「お稲荷さんは祟る」は、本当か?
神社と寺の「使い分け方」
第5章 “日本最強”元三大師御籤を引く!
「スーパー僧侶」だった良源
厄除けのお大師さま
鬼になって疫病神を追い払う
怪僧・天海が広めた元三大師御籤
他