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講談社+α新書

ニーチェの警鐘

日本を蝕む「B層」の害毒

著:適菜 収

紙版

内容紹介

19世紀の終わり、ニーチェはこの先、2世紀がニヒリズムが徹底されていく過程と予言しました。その予言は的中。あらゆる「真理」の根拠を失った近代人は、ますますおかしな袋小路に閉じ込められるようになりました。政治やJポップ、グルメ、経済などを素材に、「なぜいまの世の中はおかしいのか」を明らかにしていきます。B層=近代を妄信するバカの行動パターンを分析することで、今の時代の病を浮き彫りにします。

目次

はじめに 神は死んだ!
第一章 どうして今の世の中はおかしいのか?
第二章 ニーチェの警告
第三章 B層グルメとBポップ
第四章 知識人はなぜバカなのか?
第五章 B層政治家が日本を滅ぼす

著者略歴

著:適菜 収
作家、哲学者
1975年山梨県生まれ。早稲田大学哲学科でニーチェを専攻。卒業後、出版社勤務を経て現職。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語に訳した著書『キリスト教は邪教です!』(講談社+α新書)が、ニーチェの難解な思想を誰にでもわかるように翻訳した「真髄を捉えた新訳」として話題に。他の著書に『いたこニーチェ』『脳内ニーチェ』(朝日新聞出版)、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』(講談社+α新書)、『ゲーテに学ぶ賢者の知恵』(だいわ文庫)などがある。主にニーチェとゲーテに私淑しているが、日本人では徳川家康が好き。世界各地、日本各地の100以上の都市を訪れ、哲学的生活とは何かを探る紀行家でもある。オフィシャルサイト http://www.geocities.jp/tekina777/

ISBN:9784062727563
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:182ページ
定価:838円(本体)
発行年月日:2012年04月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB