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講談社+α新書

東日本大震災に遭って知った、日本人に生まれて良かった

著:吉岡 逸夫

紙版

内容紹介

 「FUKUSHIMA50」として称えられた福島原発事故処理班の面々、あるいはスペイン皇太子賞を授与された警察、消防、自衛隊の現場指揮官たち……なぜ日本人の現場力はかくも海外で賞賛されるのか? 東日本大震災の夜、東北新幹線の中で一晩を明かし、その後、北関東を転々とした著者がたどり着いた「日本人論」。2009年に大震災に遭ったハイチでの現地取材も敢行し、東北のケースと徹底比較。日本人の秘密に迫る!


 「FUKUSHIMA50」として称えられた福島原発事故処理班の面々、あるいはスペイン皇太子賞を授与された警察、消防、自衛隊の現場指揮官たち……なぜ日本人の現場力はかくも海外で賞賛されるのか? 
 東日本大震災の夜、東北新幹線の中で一晩を明かし、その後、北関東を転々とすることになった著者がたどり着いた「21世紀の日本人論」。2009年に大震災に遭ったハイチでの現地取材も敢行し、東北のケースと徹底比較。日本人の秘密に迫る!

目次

第1章 3.11との遭遇
第2章 がれきの街へ
第3章 被災者たちの中へ
第4章 ボランティアたちの中へ
第5章 ハイチへの道のり
第6章 南の島の被災者たち

著者略歴

著:吉岡 逸夫
(よしおか・いつお)

 1952年、愛媛県に生まれる。中日新聞新宮支局長。米国コロンビア大学大学院ジャーナリズム科修了。青年海外協力隊員としてエチオピアのテレビ局と難民救済委員会で勤務したあと、世界約60ヵ国を取材。特に、ベルリンの壁崩壊後の東欧、湾岸戦争、カンボジア内戦、アフガニスタン紛争、イラク戦争、自衛隊PKOなどの取材を精力的にこなす。1993年・1994年に東京写真記者協会賞を受賞。2008年からは青年海外協力協会理事も務める。
 著書には、開高健賞奨励賞を受賞した『漂泊のルワンダ』(TBSブリタニカ)、『ミャンマー難民キャンプ潜入記』(高陵社書店)、『青年海外協力隊の正体』(三省堂)、『なぜ日本人はイラクに行くのか』(平凡社新書)、『白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由』(講談社+α新書)、共著には『人質―イラク人質事件の嘘と実』(ポプラ社)などがある。
 また、ドキュメンタリー映画の監督作品として、「笑うイラク魂」「アフガン戦場の旅」「戦場の夏休み」などがある。

ISBN:9784062727488
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:222ページ
定価:876円(本体)
発行年月日:2012年02月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS