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講談社+α新書

ニンジンの奇跡

畑で学んだ病気にならない生き方

著:赤峰 勝人

紙版

内容紹介

アトピーも克服!!大地からもらう本当の健康!
無農薬・無化学肥料を貫く百姓道
のべ1万人の食事指導で納得!植物や虫たちの「声なき声」に耳を傾けろ!

百姓という言葉が、なぜ、差別用語になっているのか、不思議でなりません。百姓は「百種類の作物を作る職人」という意味があるそうですが、「百人の女を生き生きとさせる」とも読めます。百姓ほど尊い仕事は、この世にないのではないでしょうか。私は50年以上、百姓道を歩いてきて、百姓が嫌だと思ったことは一度もありません。完全無農薬の田んぼや畑でいただく日々の感動は、言葉では言い表せないほどです。今の時代は、なんでもお金が大事で、お金をもうけるためなら、人さまの命を犠牲にしてもいいようなことまで平気でやってしまいます。でも、『イワンの馬鹿』のイワンのように一生懸命百姓をしていれば、何もいりません。全部、大地からいただけます。

●『複合汚染』を読んで
●4人に1人はアトピーの時代
●アトピーの出る所でわかる食生活
●農薬や化学肥料は毒物!
●病気の人は「塩切れ」が多い
●主食には命のある玄米を
●断食のすすめ
●間違った減塩思想
●田んぼは自然生態系の基本
●生きた森を取り戻さなくては

目次

プロローグ
第一章 百姓が天職
百姓になりたくて
近代農法で成功。天狗になる
米澤先生との運命的な出会い
無農薬人生のスタートを切る
根のないピーマンの衝撃
『複合汚染』を読んで
放置していた土に立派なニンジンが
必要な草しか生えない
猛毒を食べてくれる虫
ついに無農薬・無化学肥料農法が完成!
すべては循環している!
アトピーの女性との出会い
のべ一万人の人たちを食事指導
第二章 アトピーが問いかけてくるもの
畑の原理を人間の体にあてはめて
人は土のお化け
生きた土が証明する命のエネルギー
四人に一人はアトピーの時代
タヌキまでアトピーになった!
命なき食品群を常食するこわさ
卵、牛乳、小麦、大豆は悪くない!
農薬や化学肥料は毒物!
アトピーの出る所でわかる食生活
戦前の農業に戻せばよい
アトピーは自然からのメッセージ
第三章 なずな流の食事法
人は食べたものからできている
病気の人は「塩切れ」が多い
陰陽というものさしを知る
旬のものを食べることがなぜ大切か
アトピーの人はカルシウムが不足
主食には命がある玄米を
全体食をする
一日二食にする
梅醤番茶の素晴らしさ
身土不二とは
野菜が教えてくれること
白砂糖、合成甘味料の影響
断食のすすめ
第四章 命を支える塩の話
海水はなぜ塩辛い? という疑問
豚に教わった「塩切れ」
「塩」という字は土偏でできている
塩田法という暴挙
間違った減塩思想
塩は万能薬
減塩より減糖を
塩づくりを始める
第五章 循環の中に生かされる
太陰暦にそって種をまく
種をまくときは心穏やかに
虫食い野菜は無農薬の証か?
雑草、バイ菌、害虫
農薬、化学肥料は「毒物」
草を育てて土に返す
植物が地球を守ってくれる
神菌は自然発生する
有機とは何か
循環農法の定義とは
江戸時代の循環農法
田んぼは自然生態系の基本
生きた森を取り戻さなくては
酸性雨のおそろしさ
団塊の世代の人たちに期待
問答塾のこと
収穫祭の楽しみ
薬とは草を楽しむもの
百姓塾で学ぶこと
『イワンの馬鹿』のように

ISBN:9784062725835
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:188ページ
定価:838円(本体)
発行年月日:2009年06月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TVK